激旨!! りんごジュース
ちょっと宣伝させて下さい。

夏に当農園の「どすいか」をフレッシュジュースにして
お店の看板メニューにして下さっている、
安曇野市の穂高駅前にあるレンタサイクル&カフェの
「ひつじ屋さん」
当農園のホームページやブログでお馴染みですよね。

実はひつじ屋さん、すいかジュースの他にも四季折々地元産の果物でフレッシュジュースをメニューに加えています。

今、まさに売り出し中の激旨フレッシュジュースを皆さんにご紹介します。
  日比谷さんが育てた
    紅玉りんごジュースでーーーす!


今夏、ひつじ屋の店主高橋さんから「何かいいジュースになるものはないか、それと同時に新規就農者などを盛り上げることが出来たら・・・」というようなお話を頂きました。

そこで私達夫婦が声を揃えて紹介した人物こそが、
「日比谷さん」なのです。
日比谷さんはうちの主人と同じ長野県新規就農制度で就農した、
一期先輩の新規就農者です。
先輩と言っても年はうちの主人よりだいぶ若いですが・・・。

塩尻市洗馬というところで、ぶどう、梨、アスパラなどを育てています。
私達のイメージとしては、日比谷さんのとても美味しいぶどうを使ったフレッシュジュースが秋のメニューにピッタリだと思い、ひつじ屋さんにご紹介したのですが、なぜか紅玉・・・。

紅玉りんごはとても酸味があるので、食べるというよりはジャムやコンポートなどのように砂糖を加えて加工するイメージのほうが強い。
そのすっぱい紅玉をジュースにするなんて、ちょっと正直心配。
果たしてお味はいかがなものかと、今日味見をしに行ってきました。


お店の前には可愛い看板と日比谷さんが育てた綺麗な紅玉が。

早速、紅玉ジュースをくださいなっ!

お店の奥では高橋さんがりんごを刻んだり、ガーガー、ゴゴォーッと
ジューサーと格闘している音が。
そして、ジャジャーン。出てきたジュースがこれでーす。

見てください!この綺麗なジュース。

なんともいえない可愛いピンクのコントラスト!

そして飲んでまたビックリ!
美味しいのなんのって!

とってもりんごの香りが強く、濃い。
ただ甘いだけのりんごジュースに慣れていた私達は
このりんごジュースを飲んで、目からウロコ・・・
程よい酸味、自然の甘さ、これぞ信州のりんごジュースだ!と
思いました。

まあ、なんだかんだ私達が説明するより、
ぜひぜひ、皆さま。
ひつじ屋さんと日比谷さんのコラボによる
「紅玉りんごのフレッシュジュース」を飲んでみてください。

期間限定ですので、お早めにどうぞ!
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つかの間の夏休みそして・・・
みなさん、お久し振りです。
9月11日に更新して以来、早いもので2週間が経ってしまいました。
こんなに更新していないのは、最近では珍しいですね。

この間、私達が何をしていたかというと、
もう、沢山ありすぎて・・・。
何かするたび、何処かに行くたびに「ブログに書こう!」と思いつつ
あっと言う間に2週間が過ぎ、
時間が経ってしまうと「今更書いてもな〜」という
気持ちになってしまいます。
でも、せっかくなので(何がせっかくなのか分かりませんが)
大ざっぱに書きましょう。

9月7日に今シーズン最後のすいかをJAに出荷。
その後、10日に最終の宅急便でのすいかを送り、
2009年のすいか販売は幕を閉じました。

徐々に初めていたすいか畑の片付けもハイペースで進めて行きました。
↓これは乾かしたすいかのツルを焼いているところ

それと平行して秋野菜の畑仕事。
草取りをしたり、種を蒔いたり、間引きをしたり・・・。


でも、せっかくすいかの収穫が終わったんだから
ちょっとは夏休みを取りたい!と言うことで
仕事の合間をぬうように、ちょっと遅めの夏休みを少しずつ取りました。
「すいかジュース」で大変お世話になった「ひつじ屋」さんに
ご挨拶に伺うと、ひつじ屋さんの軽トラックのイラストの中に
うちの主人の似顔絵も仲間入りしており、嬉しかったです。





それから、すいかシーズン中は外食が出来ないので、
美味しい食事とお酒に飢えていたので
私達が大好きなイタリアンのお店「トラットリア・ガブリエル」さんに
お邪魔したり、大町市の酒蔵3蔵呑み歩きのイベントに参加。
この呑み歩きのイベントは、当農園のブログでもお馴染みの
横川商店さんの「のんこさん」が実行委員を務めており、
今年で2年目のイベントですが、本当にステキなイベントなので
来年は当農園のブログでもしっかり宣伝させていただきます。

そしてそして遊んだ後はしっかり畑仕事をしつつ、
今度は主人のご先祖様のお墓参りに広島へ。
貧乏農家なので高速道路の休日割引や深夜割引を利用し
車で行ったのですが、さすがに疲れました。

えーとその後は又畑仕事。
最後にすいかの収穫をした畑の片付け。
秋野菜も成長してきたので水菜や小松菜の収穫も始まりました。
世間の皆さんが楽しんだシルバーウィークは、
ひたすら水菜、小松菜の収穫。


連休途中お友達が遊びに来たり、
東京にいる主人の両親を招いて親孝行。(自分で言っちゃいけないですね)
と、秋も相変わらずバタバタしてる土肥農園です。

明日、明後日は私達が住んでる地区の神社の秋祭りです。
豊年満作を祈る秋祭り。田舎のお祭りは風情溢れる風景で
私も主人も毎年楽しみにしています。
今シーズンのすいか作りも色々苦労がありましたが
ケガや病気も無く秋を迎えられた事に感謝しつつ
明日はお祭りに行こうと思っています。

来月からは「採れたて野菜のおまかせパック」の販売も始まります。
秋も頑張るぞー!

カテゴリ:- | 21:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
サライ10月号にて
全国誌、サライ10月号


「定番・朝めし自慢」のページに
映画監督の河崎義祐さんが登場しています。



このページでは著名人の方々が元気と健康の源でもある朝ご飯を
ご披露していて、なんでも連載10年を越える大変好評の
連載企画だそうです。

その記事内で河崎さんが当農園のすいかを紹介して
下さいました。
身に余るお褒めの言葉に夫婦共々とても感激しております。

河崎さんご夫妻の穏やかな笑顔にお会いするだびに
「あんな風に夫婦で年を重ねられたらいいな」と思うんです。
そのご夫婦の食卓にうちの「どすいか」が・・・。
本当に嬉しいです。
ありきたりな言葉しか出て来なくて恥ずかしいですが、
嬉しいです。

皆さんぜひ、素敵な河崎さんの記事、読んで見て下さい!




カテゴリ:- | 23:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
‘09シーズン終了のご挨拶
6日に最後の収穫。
7日に共選所へ最後の出荷。
その後、お客様発送分の荷造りと発送。

土肥農園、09年シーズンが幕を下ろしました。

土肥農園の「どすいか」に関わって下さった全ての方々。
皆様の存在とその笑顔があるからこそ、私達は魂をこめてスイカ作りに満身することができます。
収入を得る「仕事」の範疇をはるかに超え、「生きること」そのものです。

だからこそ、シーズンが終了してまず思ったことは、達成感、充実感、寂しさ、などではなく
「ホッとした」が正直な気持ちでした。

栽培期間中は例年通り(笑)予想だにしないトラブルが連発。
が、トラブル慣れしているせいか(笑)見事に対処法をあみ出し、何とかクリア。
(このトラブルは結果的に来期に向けて大きな肥やし、ヒントにつながりました)
6月から7月前半にかけてはまさに絶好調の忙しさ。
朝は3時半に目を覚まし、遅いときは夜は9時半まで月明りを頼りに作業する日々。
全ては美味しいスイカ作り、皆さんに笑顔になっていただくため。
その苦労が報われるのが収穫・・・・・・な、はずでした。

7月19日に収穫がスタート。
ところが連日の雨。

スイカ作りを始めて6年目を迎えますが、今まで何日、雨中での収穫作業があったでしょうか?
ホントに数日だったと思います。
が、ほぼ毎日雨。
冗談のようにスイカの収穫を始めると雨が降り出す。

この記録的な長雨と日照不足によりスイカの樹や葉に病気が発生しやすい状況となり、
仕方なく農薬散布の回数が増えていく。

また、こんな天候が続けば当然、市場のスイカの値段は下がる一方。
昨年の後半よりまだましとは言え、底値の状態が続きました。
ウチはまだまだ農協出荷の量が多く、収入面で深いダメージとなりました。

でも何よりも苦しかったのは、スイカの出来具合が思うような展開にならないこと。
栽培の苦労が収穫に入って、もっとしんどい苦労になって帰ってきた。
畑によって糖度が思うよう上がらないところや、秀品率が極端に低くなるところも出てくる。
余りに想いと反するスイカの出来具合に
「こんなスイカ作ってて「どすいか」なんて言える資格あるの!?」
と、本当に落ち込む日々が続きました。

糖度ののり具合の悪さは今まで以上に日数をかけることで、何とか対処できたと思います。
いかに満足していただけるスイカをお客さまのお手元に届けるころができるか?
本当に腐心しました。

収穫中盤を過ぎると、長雨の影響と思われる病気が見え始めました。
スイカの表面に直径5mmほどのクレーター状の病班。
これが一つでも見つかると出荷できない。
ここから病班の数が増えたり、そこを中心に広がり腐り始めるとか。
試しに症状のでたスイカを5,6個倉庫の片隅におい経過を観察したけど、
幾日たっても変化なし。

でも、万が一を考えるとそれを市場に出したり、お客さまのお手元に送ることはできない。
中身はまったく問題ない美味しいスイカなのに捨てるしかない。


スイカ作りを始めてから初めてスイカを収穫することを「苦しい、辛い」と感じました。

しかし、それはスイカ作りの苦しさ、難しさを初めて身に染みて感じているのかも知れません。
そういう意味では6年目にしてやっと本当のデビューを果たしたのかも知れません。


もうスイカのことでひとまず悩むことはない。
これが冒頭の「ホッとした気持ち」の真相です。

が、同時に余りに当たり前のことに気づきました。
日照不足、長雨、予想外のトラブル、。
いろいろあるけど、それらを全て受け入れる覚悟で始めたスイカ作り。

全てはボクの力不足なのです。

確かに様々なことに対してベストは尽くしたと思います。
しかし今年の100%が来年も100%であってはいけないのです。
今年の100%は来年の80%にしたい。
人間の器を大きくして、そしてより力をつけていくのです。

河崎監督からいただいたお言葉に相応しいスイカ農家になりたい。
今、心底思っております。


本気になって向かい合える、この仕事。
そして、そんなボク達に関わっていただける人が沢山いる。

本当にありがたいことです。

「ホッとした」と言いながらも来年に向けてボクの心は動き出しています。

皆さま、本当にありがとうございました。
来年も「どすいか」、よろしくお願いいたします。


                          9年9月8日

                           土肥農園 園主
                             土肥 寛幸
カテゴリ:- | 01:27 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
どすいか今シーズン最終収穫日決定のお知らせ
今シーズンも本当に多くのご注文をいただきまして、本当にありがとうございました。

今年は就農して6年目を迎えますが、過去一番苦しいシーズンとなっております。

が、皆様からは例年以上に厚い応援をいただき、ここまで頑張ることが出来ました。
農家冥利に尽きます。

さて、そんなシーズンも最終盤。
最後の区画を9月3日から収穫を始めて、6日に最後の収穫を迎え、
09年の「どすいか」シーズンは幕を下ろさせていただきます。

なおご注文の受付はは5日の午後12時をもって締め切りとさせていただきます。
(発送のご指定日は9日までとさせていただきます)

我々の魂がこもった、「どすいか」シーズンもあとわずか。
最後まで気を抜かず、よりベストな「どすいか」を皆様のお手元へ届けさせていただきます。

あと一息、よろしくお願いいたします。


土肥農園園主  土肥 寛幸
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