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第5回土壌診断強化合宿のお知らせ
私が組長を務めさせていただいている
新規就農経験者による新規就農者ならびに新規就農希望者者への支援団体
信州ぷ組主催で毎年行われてきた土壌診断強化合宿、第5回目の開催です。
土壌診断は農家間では数年前に比べて、随分と身近になってきましたが、
その使い方は診断数値に目を通さず(通しても読むことが出来ない)
コメントのみに目を通すだけであったり、
各成分の高低のみに関心が集中したりと、「使いこなす」というレベルとはありません。
土作りとは畑一枚一枚、独自にやり方が存在するので
100枚畑があれば それぞれ100通りの土作りが存在し、
極論を言えば、画一的なやり方は存在しません。
それを模索することが出来るのはその畑主の農家さんです。
そして土壌診断とは、その答えを見つけるためのツールの一つです。
数値の中に答えはないのです。
農家自身が数値を読みこなし、その変化と栽培状況とを照らし合わせて
「今、何が起こっているか」を予測して、次に生かしていく。

大切なのは数値を読みこなし、そこから現場の状況を「考える力」なのです。

まずその第一歩として、
その数値の意味、読み方という基本事項を正確に学ぶ必要があります。
本合宿はその第一歩からスタートして現場の事例に接し
「土壌診断を使いこなす」ことを目標のとする学びの場でもあり、
「土壌診断」を共通言語に農法、作物、地域の壁を越えた人材交流の場でもあります。

農家はもちろん、農業関係者の皆さまからのご参加もお待ち申し上げます。


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信州ぷ組土の会主催 「第5回 土壌診断勉強会強化合宿」のご案内

近年、国、地方自治体、JAなど土づくりの指針として土壌診断を活用する例が年々増えつつあり、農業改良普及センターやJAへの分析依頼も増え、また簡易検査キットも販売されるなど、農家にとって土壌診断が身近になりつつあります。
しかしながら多くの農家は、
分析結果に対するコメントのみに目を通すだけであったり、
分析結果の項目の値が高いか低いかに着目する程度にしか利用していないというのが実情です。
そうなってしまう原因は、それぞれの分析値がリンクしており、
ケースバイケースで意味合いが変わってくるという解釈の難しさにあります。
土作りには、画一的で教科書のような方法は存在せず、
現場の土壌の状況に応じたオーダーメイド的な処方箋が必要です。
土壌診断とは、その圃場ごとに唯一存在する答えを見つけるための重要なヒントであり、
農家自身が数値の示す意味を理解した上でこれを十分に活用すべきです。

信州ぷ組土の会では、
農家が土壌診断を土づくりのツールとして使いこなすことを目的として、
実際の土壌診断データを使った土壌診断勉強会を毎月開催しています。
参加者の実際の土壌診断データを読みこなし、土の性質やその改善方法を学んでいます。

「土壌診断強化合宿」は、毎月の勉強会に参加できない方や
より広範囲の診断事例を学びたい人のために行っている要点をまとめた集中講座です。
土壌診断の基礎から事例の読みこなし術、その活用までを学びます。
我々は、土壌診断という「共通言語」を身に付けることが、
農法、作物、地域等の壁を超えた高いレベルでの情報交換や、
人材交流を可能にしてきたと考えています。
そして農法や栽培作物の違いにとらわれることなく広く門戸を開き勉強会を行ってきました。合宿には農家の皆さまはもちろんのこと、様々な農業関係者の参加をお待ちしております。

講師は、(有)上ノ原農園土壌環境技術研究所 代表取締役の池上洋助氏です。
信州ぷ組土の会では、過去8年に渡りご指導いただいており、
その指導内容、実績において全国有数の土壌診断指導のエキスパートであり、
また花き栽培生産者でもあります。

<講義内容>

(1)農家自らが土壌診断データの数字の意味を理解し、土壌診断全般にわたる基礎知識を修得します。
(2)様々な実例を読み解くことにより、圃場の状態に応じた必要な手立てを導き出す方法を理解します。
(3)土壌診断を取り入れた実践者の取り組みを紹介し、その実績をもとに討論します。
(4)事前に土壌検体を提出した参加者は、自らの圃場の状態を把握し、講師からアドバイスを受けます。  

*知識を自分のものとするため、土壌検体を予めご提出いただくことを強くお勧めしております。   

今回、特別講義のECと無機態窒素の関係をより良く理解するためにはBコースを推奨します。

・分析Aコース:1検体5,250円(一般分析:EC、pH、CEC、石灰、苦土、カリ、リン酸)  
・分析Bコース:1検体10,500円(一般分析+硝酸態・アンモニア態窒素、塩基補給対策の緩衝能計測)

<土壌検体提出>  

 〒399-7102 長野県安曇野市明科中川手20-2 (有)上ノ原農園土壌環境技術研究所
Tel 0263-62-3056   
(土壌500グラム程度をビニール袋で密閉し、栽培履歴、分析コースを明記の上、宅配便等でお送りください)  

 検体締め切り 平成23年12月31日(これを過ぎる方はご相談ください。対応可能です。)

☆実施日程   

平成24年2月1日(水)12:30集合 〜 2日(木)12:00まで

☆会場   

長峰荘(ながみねそう) 長野県安曇野市明科中川手14-2 Tel 0263-62-2195   
(長野自動車道豊科ICから5キロ、JR篠ノ井線明科駅から2キロ)   http://nagaminesou.or.tv/

☆参加費   

講師料:お1人様 10,000円  
宿泊費:1泊2日(2食付)お1人様 7,500円   
懇親会費:若干(懇親会での飲み物、つまみ代のカンパをお願いしております。ご協力願います)   
分析料:分析コース×検体数(希望者)

☆タイムスケジュール(予定)

<1日目>   
12:30     現地集合   
13:00〜15:15 基礎編(土壌診断とは? EC、pH、CEC、石灰、苦土、カリ、塩基飽和度など)   
15:30〜18:30 実践編第一部(実データに基づいた土壌診断表の読み方)   18:30〜19:30 夕食   
19:00〜22:00 実践編第二部(続き)   
22:00     1日目終了(その後懇親会)
<2日目>   
 7:30〜 8:30 朝食   
 8:30〜10:15 事例報告(土壌診断を生かした作物栽培:農家3名)   
10:30〜12:00 特別講義:ECと無機態窒素(硝酸、アンモニア)の関係と施肥削減   12:00     2日目終了、現地解散

  ------------------------------------

 ※13:15〜17:00 補足講義&質問会(自由参加、参加費不要、途中退場可)  

例年、時間延長の希望が出ていますので、補足講義をご希望の方はあらかじめお知らせください。
☆参加申込締切   

平成24年1月15日(定員になり次第、受付を終了させていただきます)

☆参加申込おびお問い合わせ先   

信州ぷ組組長 土肥(どひ)まで   E‐Mail hdohi.fアットマークmhl.janis.or.jp   携帯 080-5141-0134  FAX 0263-92-5903        

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長野県の新規就農者を中心とした「信州ぷ組」のおそらく日本でもトップクラスのレベルに位置するであろう勉強会のお知らせをご案内します。 土壌診断は有機農業でも、むしろ有機農業だからこそ取り入れるべき技術の一つでしょう。 またこの勉強会は県内外の野菜はもちろ
| 小さな有機農家の有機農業情報ブログ | 2011/12/15 11:21 PM |